ごあいさつ

 はじめまして、私が社長の吉川勝でございます。私は水に関わることが大好きです。
人は一日2リットルの水分を摂ることが必要だといわれており、水は毎日当然のように、体の中にはいってきます。だからこそ一滴の水でも無駄にすることなく、大切に扱わなければならないのです。
 いうまでもなく、水は人が生きていくための命の源泉です。一方、私共へ命の水を与えてくれる水道水には、漏水や赤水の発生というトラブルが生じているのです。
 こうした問題を根本的に解決しうることこそ、水道業務に関わる者として、避けて通ることの出来ない長年の課題であります。
 私は今、水道水を安定的に供給する役割の一翼を担っておりますが、こうした仕事に従事出来ることに大きな喜びと誇りを感じております。
従事している仕事は水道管の補修・埋設に代表されるように極めて地味で目立たないことが多くありますが、常においしい水道水を供給しているという自負を抱いて仕事に当たっております。
 今後とも、自らの実践を糧にして、既存の水道製品にも改良をくわえ、時には製品化に努めるなど微力ではありますがおいしい水道水の安定的供給へ向けて、たゆまぬ努力を続けていきたいと考えております。
 今、ひとり、社屋の前にたたずみ、これまでの歩みに静かに思いを寄せれば、おいしい水道水を安定的に提供する手助けをしたいという一念から、昭和46年1月に私と、妻良子の二人三脚で、明立機械販売としてスタートを切ったことが昨日のように鮮明に思いだされます。
 あの時から35年、平成18年の穏やかな春を迎えることが出来たことは、感慨無量でございます。
私は片時もこの初心を忘れることなく、今では総勢15名となった社員と一丸となり、(株)明立の更なる発展のため、引き続き努力するとともに、これから後も「一水道屋」として、大好きな水に関わっていくことができれば幸いであると考えております。

平成18年春
(株)明立代表取締役
吉川勝